子どもを亡くした家族の方に どのような気持で接していますか? |
ご家族がお子さんをなくされたと同じではないと思いますが、私たちもつらい思いでいます。特に死産を担当した方とは時間を共有した分、気持ちも近づけるのではと思っています。かわいそう、気の毒という思いはありますが、その中でも医療者としての知識や経験を活かして、家族が少しでもつらい体験を受け止めて乗り越える手助けをできればと思っています。 自分の流産のときを思い出して、接してます。 私自身も流産を経験しており、医療者と子どもを亡くした側の双方の掛け橋になれればと思って接しております。流産でも、死産でも、出生後の死亡でも、子どもが産まれたことには違いなく、それには必ず意味があるのだと思って、ご家族に関わらせていただいております。 自分も、一緒に子どもを失った気持ちになります。別にそのようにしようと、しているのではないのですが、感情移入してしまいやすく、どうしても、かくれて、涙を抑えることがあります。 現実は現実でいつか受け入れていってほしい。でも、人それぞれに受け入れるのに要する時間、プロセスは違うのでゆっくり静かに見守っていきたいです。吐き出したい気持ちはすべてうけとめる、ただ、うけとめるだけです。 亡くしてしまったお子さんは唯一無二のもの。そんな大切なお子さんを亡くした悲しい気持ちをほんの少しでも分かってあげられたらと思います。 逃げないで患者様のそばによりそう。 できる限り、そばにいる、話を聞く 力になってあげたいと思う。しかし自分自身は独身で出産の経験もなく、こんな自分はお母さんの気持ちに寄り添ってあげられていないだろうという敗北感、無力感を感じる。それでも見ない、気付かないふりはできない。経験がなくても人間として共感できたらなあと思う。 その方の気持ち、ありのままを受け止める。 自分の家族と接するように接しています お産の多い病院では、元気に生まれるのが当たり前で、だからこそ、悲しいお産をむかえた時は家族の方々と同じように悲しいです。 そのご両親によって抱く気持ちや悲しみの表現方法、なにを医療者に求めているかは違う。そのうえで、画一的な対応にならないように、と言う気持ちで接するようにしています。 どんなふうに声をかけたらいいのかわからない。必要時以外、お部屋へ訪問してません…。 「どのような気持ち」…返答に困ってしまう…。自分の行ったケアに問題があったのかと自分を責めたり、なんて言葉をかけたら良いのか悶々と考えたり、とにかく自分自身が呆然としてしまう事の方が多かったように思う。 助けてあげられなくて申し訳ない・・・という思いでいっぱいです 気持ちはなんともいいようがありません。でも、ベビーと出会い思い出を残せるのは今のうちです。それをお手伝いできるのは私たちです。なので、死産をなさったばかりで何をする気にもならないかも知れませんが少しでも後々後悔のないように、抱っこしてもらう・写真を撮る・授乳するなどできるように声がけをしたり、訴えを少しでも聞きたいと思っています。 正直、どのように接したらいいのかわからない。ただ、できるだけ、そのご家族の疑問や思いに答えていきたい、少しでも寄り添えるようになりたいと思っている。 どのような関わりを持っていけば、自分の気持ちを表現できるかを考えています。かわいそうという気持ちもありますが、一番辛いのは、お母さんなので、事実として自分も辛いが、泣かないようにしています。 できるだけ両親の希望に添えるようにしたい。子どもとの思い出を少しでも作ってほしい。悲しい出来事ではあるが、悲しいだけではなく、プラスの思い出を作ってほしい。(だっこしたい、祖父母に会わせたい、沐浴したい、などの希望を叶えたい)・正直なところ、どのように接したらよいか・どのように声をかけたらよいかわからず、戸惑いがある。 自分が発した言葉でお母さんやご家族を傷つけてしまうのではないか、ととても緊張してしまいます いつも患者さんや家族の気持ちを考えてしまい、胸がいっぱいになります。 薬局勤務のため、詳しい情報が無いままの対応になってしまいますが、自分のかける言葉や話すスピード、視線などで、ご気分を波立たせないように出来たら。と思っています。 この悲しみ・つらいという現実を自分なりに受け止め、悲しみを悲しみます。特に何かをいったりすることはなく家族からの質問などに答えるようにしている。 子どもを一人の人間として、たった一人しかいないその子だということを忘れないという気持ち。 ご家族は言葉にできないほどの悲しみや、怒りなどの感情を抱いておられるのだろうと思いながらも、私自身は子供を生んだことも、失ったことも無いため、正直、ご家族の気持ちを理解することはできないでいる。どのような言葉がけや、態度がご家族にとってベストなのだろうと戸惑いながら、仕事をしているのが現状である。 |