本の紹介

心が疲れてしまったとき、どうしようもなく悲しくなってしまったとき、本を読んでみませんか・・・?
ここでは共感できる本・心があたたまる本を紹介していきたいと思います。

流産・死産・新生児死などについてかかれた本
赤ちゃんの死を前にして 竹内正人 中央法規 2800円+税
赤ちゃんの死を前にしたとき、医療従事者としてどのように患者・家族に寄り添えばいいのか
患者・家族は何を望み、どのようなケアを受けたいのか
医師・助産師・看護師・臨床心理士の実践と患者・家族の体験談で綴る
赤ちゃんの死への関わり方とこころのケアをまとめた本
「天使の梯子」HPでみなさんにご協力いただいたアンケートの集計も載っています
悲しみがやさしくなるとき
〜子どもを亡くしたあなたへ〜
エリザベス・メーレン 東京書籍 1600円+税
1999年11月 東名高速道路での悪質な飲酒運転による事件で、幼い女の子2人を目の前でなくされた井上郁美さんの依頼によって翻訳・出版された本です。子どもとの死別を綴った本で、作者自身も子どもと死別しています。
ママにことばも残さずに 橋本明子 新日本出版社 1700円
死産・SIDSでわが子を失った方々の体験談・子どもを失った後の夫婦間での
考えの違い、時間の過ごし方の違いについての座談会の模様も書かれています。
もう一度抱きしめたい
〜赤ちゃんの死を乗り越えるために〜
SIDS家族の会 メディカ出版 1900円+税
SIDSで愛するわが子を失った方々の体験談集です。子どもを失った形は違っても子どもを愛する気持ちに違いはないと思います。
悲しみを超えて
〜愛する人の死から立ち直るために〜
キャロル・シュトーダッシャー 創元社 2800円+税
愛する人(両親・配偶者・子ども)を失ったケース別・原因別の対処法が書かれています。
誕生死 流産・死産・新生児死で子を亡くした親の会 三省堂 1300円+税
今まで公に語られることのほとんどなかった、流産・死産・新生児死などにより、子どもを失った家族による手記です。タイトルの「誕生死」は亡くなっていてもそれでもなお生まれてきたという深い意味合いを持っている、英語STILLBORN”に見合う訳としてこの本のために作られた言葉です。
子どもは空へ還ってしまったけど、確かに私たちの子どもは「誕生」した・・・という思いが込められた言葉です。
誕生死 想
流産・死産・新生児死で子を亡くした親の会 三省堂 1000円+税
「悲しいのは私だけじゃなかった!」誕生死の体験者の読者カードから262通を実名・直筆(じきひつ)の温もりのまま公開する本。読者がみんなで作った"小さな命のアルバム
空への手紙 佐藤律子  ポプラ社 1000円+税
空に還っていった大切な家族や友人に宛てた手紙
1つ1つの手紙にたくさんの想いが詰まっています・・・
死別の悲しみを超えて 若林和美  岩波現代文庫 900円+税
我が子や配偶者など最愛の人に先立たれたとき、人はその死の現実をどのように受け入れていくのか。
遺族の証言を元に生きる力を回復する過程の考察
ひかりの世界 葉 祥明 佼成出版社 1600円+税
愛する者をなくした人、命の永遠性を信じる人、
生きることの意味と人生の目的を考えるすべての人へ・・・
天使たちからの手紙です。
さくらこ ももこ―わが逝きし子らよ    
赤井 英和 小学館文庫
誕生したばかりの娘はNICUへ運ばれ、3日後、ももこが父・赤井英和の手のひらに包まれて亡くなった。さくらこが生き抜いてくれることだけを願う、夫婦の苦悩の日々が始まった。だが7か月後、さくらこもまた、父の手のひらから天国へ召されていった。家族にキラキラと光る大切な思い出を残しながら。
陽だまりの病室で 亀井智泉(かめいちせん) メディカ出版 1900円+税
平成7年に胎便吸引症候群により重度仮死で生まれて、
4年1ヶ月頑張って生きたお子さんのことを綴った手記。
みんなで生きる・21世紀C「死ぬ」ということ ピート・サンダース ポプラ社 セット価格12000円
大切な人が亡くなったとき、きちんと子どもにごまかさずに隠さずに伝えることが大事だよ。子供は知りたがっているよ。。。いろいろなメッセージが入っている本です。「深い悲しみ」にどう対応していくかアドバイスも書かれています。
絵本・写真・漫画・エッセイ
もっぷでやんす 中島みゆき 小学館文庫 800円
「今、あなたの心の中には、どんな風が吹いていますか?」
深い悲しみの中にいるとき、心がささくれだっているとき
文章がスーッと心に入ってきます。誰かが必ず見ていてくれるよ・・・。
キミに会いにきたよ 田村みえ 学研 950円+税
かわいいTERU TERU TENSHIとあったかい文章で心が和らいでいきます。
「みえないけど ふれられないけど いつも キミといるんです」
もういちど会える 葉 祥明 大和書房 1600円+税
「どんなに短かった命でもはっきりした目的や意味を持っています。
全ての子どもはその子にとって必要なだけの時間をこの世界で過ごしていくのです。」
葉さんからの・・・空にいる子どもたちからのあたたかいメッセージです。
わすれられない おくりもの スーザン・バーレイ 評論社 1050円
イギリスでは最もなじみの深い動物のひとつであるアナグマを主人公にした本書は、「身近な人を失った悲しみを、どう乗り越えていくのか」ということをテーマにした絵本。
黒グルミのからのなかに ミュリエル・マンゴー 西村書店 1575円
すべての命にはおわりがあるの?。病気になったかあさんを救うため、息子のポールは死神を黒グルミに閉じこめるが…。スコットランドの民話をもとにした、いのちのおはなし。
1000の風〜あとに残された人へ〜 作者不明 三五館 971円+税
作者不明・・・本当に空からのメッセージかもしれませんね。
「私の墓石の前に立って 涙を流さないでください 私はそこにはいません」
天使のいる星で 鈴木重子 講談社 1600円+税
ジャズボーカリストである作者のほんわかした世界です。
私のベビィ天使へ 佐々木真理 主婦の友社 950円+税
不妊で授かった赤ちゃんが妊娠8ヶ月の時、十二指腸閉塞という病気が見つかり、それから生後10ヶ月まで頑張った赤ちゃんのことと、家族の心の動きが文章と漫画で綴られています。
The Anguish of Loss: Visual Expressions of Grief and Sorrow Julie Fritsch
赤ちゃんを亡くした作者は、大切な人を亡くした悲しみを彫刻によって表現しています。