2009年1月13日 19週1日
前期破水

妊娠初期から出血があり、つわりもひどくて11週のころから入院していました。
18週で破水していることが分かり、きっと小さな穴だから点滴と安静で穴がふさがるのを待ちましょう、とのことでした。
それから約一週間後の19週1日の昼、自分でも分かるくらい破水している感覚がありました。
診察の結果・・・羊水はほとんどないこと、すでに子宮口が2センチ開いていることが分かりました。
旦那にきてもらい再び説明・・・今回はあきらめるか・・・やれるだけのことはやるか・・・その答えを出す前に既に陣痛は始まっていました。そして、夜に出産しました。それまで気丈に振る舞っていた私ですが・・・そのときばかりは、あふれ出る涙を止めることはできませんでした。
ごめんね・・・苦しかったよね・・・と。
その後、ベビと対面した瞬間も涙がとまりませんでした。しかし・・・よく見ると本当に小さいだけで私たちと同じ姿の我が息子。可愛くて・・・愛おしくて・・・しばらくの間は旦那と二人・・・『体型は俺だな』『じゃあ、性格はあたしかな』『指がきれいだけど誰ににたのかな』・・・会話はつきませんでした。もちろん助からない我が子を出産する悲しみは想像を絶するものでした。病院スタッフの前で素直になれなくて・・・元気なふりをしていましたが、一人・・・もしくは旦那と二人の時は泣いてばかりでした。コンコンとノックが聞こえるたび涙をこらえ、気丈に振る舞ってしまっていました。
今は少し時間がたち・・・ごめんね・・・の気持ちより、ありがとうの気持ちが大きくなってきました。
私はこんなにも多くの人に支えられている・・・その感謝の気持ちを再確認させてくれました。
私は今まで人の優しさに甘えてばかりでしたから。
病院のスタッフにもとても親切にしていただき、本当に感謝しています。
私は息子の存在を隠したくなく、むしろみんなに自慢の息子の話をしたいと思っています。
決して忘れることのできない悲しみですが・・・息子が教えてくれたことが無駄にならないよう、時間がかかっても前向きにいきていきたいと思います。
ママは絶対忘れないからね。