妊娠が分かってからも仕事を続けていました。
34週が経ち、やっと産休に入りこれからはお腹の赤ちゃんの為に時間使おうと思った矢先、突然胎動を感じなくなりました。
その日は母が生まれてくる初孫の為にベビー布団を買ってくれると言い、主人と3人で買い物に行きました。
うれしくて買い物に夢中になっていたのですが、いつも痛いぐらいにお腹を蹴るはずが、昼食の時に今日は反応がないかも・・・、と少し不安になりながら、寝てるのかな?と思いその日は様子を見てしまいました。
翌日やはり胎動を感じられず、すぐに病院に行きました。
胎動を感じないと伝えたところ、先生も慌ててエコーで診てくれました。一週間前には元気に動いてた画像は何も動いておらず、先生は私に伝える言葉を探しながらも、心臓が動いていません・・・と静かに言われ、その言葉を聞いた瞬間に声を出して泣きました。心配で付いて来てくれた母も私に声を掛けながら泣いてました。
即日入院して分娩することになり病室で一人になった私は、死んでても赤ちゃんと離れたくない気持ちでいっぱいになり泣き続けました。
入院から3日目に生まれた息子は少し顔の皮膚が剥けてしまっていました。
分娩室で数分間だけだったけど、私の腕の中に居た息子は本当かわいかったです。まつげも耳も鼻も口も、全てが可愛いくて愛しかったです。
決定的な原因は不明ですが、臍帯が通常50〜60センチぐらいあるところ、私は35センチしかなかったそうです。その為、赤ちゃんが大きくなるに連れて細くなってしまった所があったかもしれませんと言うことでした。
今はまだ泣いてばかりの日々ですが、息子の死を受け入れ、そしてまた命を授かり無事に出産できる日を待ちたいと思います。
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