21週
感染による子宮頸管無力症

初めての妊娠でした。生理不順で不妊治療を行い排卵誘発剤の投与と注射をし、タイミングの指導を受けながら半年後でした。嬉しくて嬉しくてこれからの毎日が楽しみでなりませんでした。
しかし、初期から出血を繰り返し、入退院。大量出血で夜中に病院にかけこんだことも頻繁でした。それでも赤ちゃんは元気に育っていてくれとても励みでした。仕事も休み続け自宅安静の日々の中、念のための内診で頸管がほぼない状態と判明。即入院となりました。点滴をし少しでも頸管が戻る事を祈り1日過ごしましたが、結局改善されす、NICUのある病院へ救急搬送。もうくたくたでした。
薬の副作用も強くでて歩けない、食べられない、とひどい状態で赤ちゃんだけはかろうじてお腹をいっぱい蹴って元気に動いてくれていました。なんとか薬を調節し、ようやく体がすこし動かせるようになった、金冠日食の日。突然の陣痛、破水。あっという間でした。夕方にかわいいかわいい女の子を出産。生まれたばかりの我が子は私の手の中で一生懸命動いてくれました。夜中も一晩中、とく、とくと水を飲み込むような仕草をします。懸命に生きていて一緒の時間を過ごしてくれたのです。あんな小さな体で。いとおしくてなりません。何度も呼びかけ、何度も体をなでました。主人と一緒にたくさん歌を歌って一晩過ごしました。かわいい我が子は、天国にいきました。
はーちゃんは、きっとまた帰ってきてくれると信じます。たくさんたくさんありがとう!
(死産後、4ヶ月で再び妊娠したものの、今度は稽留流産。手術を受けました。それでも、あきらめません!我が子達はきっと帰ってきてくれると信じています。)