2006年12月18日
15週6日  無脳症

うれしいはずだった4ヶ月検診で発覚。本当に、知った瞬間は悲しかったです。
これが2度目の挑戦だったので、なおさらでした。でも、すごく親孝行な子でした。本当なら6時間かかると言われていた手術も、処置を始めて4時間で破水・陣痛。そしてあっという間に光の世界へ出てきてくれました。
産まれた瞬間、へその緒がぴくぴくしていて、「ああ、生きてる」と感じた瞬間。
でも、すぐに動きは止まり、あの瞬間『天使』になったと感じました。
いろんな思いが交錯し、とにかく涙が止まらなかった。母は唯一、子どもと対面した人。「手も足もきれいで、すごい安らかなかわいい顔だった。指が長いのはダンナさんに似たのかもね」と話してくれた。そして、「またお腹に戻ってくるって、言ってたよ」の一言で大号泣してしまった。
ダンナは今、私の代わりに火葬や職場の手続きをしてくれている。そして、昨日子どもに命名してくれた。
本当に素敵な名前…私たちの宝物です。本当に、会えて良かった。
顔こそ見れないけど、大切な私たちの子を想います。