2005.9.29 14週
子宮頚管無力症

妊娠がわかったときから出血が続き、「切迫流産」と診断されていました。
でも、3〜4ヶ月の検診では特に異常もみられず、通常の勤務をしていました。
ところが、14週3日の朝、突然の痛みと出血があり、外来の診察時間を待つ間に、自宅で死産してしまいました。
赤ちゃんが自宅で出てきてしまったショック、火葬場でお別れするときの辛さ…。二度と経験したくないことばかりです。
退院して家に帰ると、わずかに残った骨が入った、小さな小さな骨壷の前に、お花とみかんが供えてありました。それを見た時、頭の中にふっと「すぐママのお腹に戻るからね」という声が聞こえました。確かに赤ちゃんを亡くしてしまった辛さや悲しみは、いつになっても減るものではないと思います。でも、いつかまた、私のお腹に戻ってきてくれると信じて、前に向かって歩いていきたいと思っています。天使ちゃん、空からパパとママを見守っていてね。そして、ママの心と体が大丈夫になったら、いつでもママのお腹に戻ってきてね。