19週1日 繊毛膜羊膜炎 |
妊娠発覚後から特に何の問題もなく順調に育っていました。 あと1週で6ヶ月目に入るという日の夜、悪寒と発熱があって病院に行くと胎内で亡くなっていることがわかりました。3日前に心音を聞いたばかりだったので、信じられませんでした。 その翌日に20cm、199gの女の子を出産しました。39℃を超える高熱を出しながらの分娩でした。 内臓が飛び出してしまっているという理由で対面は勧められませんでしたが、今見てあげないと一生後悔すると思い火葬の直前にお顔を見てあげることにしました。とてもちっちゃかったけど、ちゃんと人だったし、何よりも愛しいわが子を一目見ることができて良かったと思っています。 退院後、胎盤を病理検査に出した結果、胎盤が細菌に感染していたことが分かりました。菌というのはおそらく常在菌の何かじゃないか、ということでした。5ヶ月を超えてから2〜3回古い血のようなおりものがあり、それが赤ちゃんからのSOSだったんじゃないかと思うと、すぐに病院に飛んで行かなかった自分を責めてしまいます。どうやったら亡くならずに済んだのだろう、どうやったら未然に防げたのだろう、とわが子の死を受け入れつつもまだ納得のいかない自分がいます。姿形はないけれど、私はちゃんと子供を一人産んだのだし、亡くなった赤ちゃんは私の心にちゃんと生きていると信じて、今は前を向いて生きていこうと思っています。 |