2007.1.1出生 生後6時間 
34週 胎児水腫 
妊娠14週より胎児浮腫を指摘され、20週には心嚢水・腹水がたまり胎児水腫と診断されました。お腹の中で亡くなってしまう可能性があること、生きて生まれても救命は難しいことを幾度となく説明され、中絶も考えましたが自分たちで子供の運命を左右したくなくて子供が頑張れるだけは見守っていこうということになり、妊娠を継続してきました。
実はこの子は3人目の赤ちゃんです(平成15年に胎児水腫で妊娠34週6日で子宮内胎児死亡、平成17年に帝王切開で無事出産)。3人のなかで一番胎動もあって、この子が生きられないなんて信じられなかった。
この子は大丈夫、きっと生きてくれると信じていた。切迫早産で入院していましたが平成18年12月31日夜になって陣痛発来し薬では抑えられず緊急帝王切開になりました。早産になってしまったことが悔しくて、しっかりお腹で守ってあげられなかった自分が情けなかった。赤ちゃんはとても頑張ってくれましたが、肺低形成のため生後6時間でお空へ帰っていきました。
お腹の中で死んでしまった最初の子は戸籍にも載らず周囲に第1子としては認めてもらえなかったので、どうしても生きて生まれてほしかった。その願いを叶えてくれて本当にありがとう。6時間大変だったよね。苦しかったよね。ごめんね・・・
生まれたとき先生は「2時間くらいかな」って言っていたそうです。でも6時間頑張ってくれた。全身麻酔での帝王切開だったから2時間だったら私は生きているあなたを抱くことも見ることもできなかったかもしれない。
火葬の日、とてもいいお天気だったのに火葬が始まったとたんに雪が降り始め、10分くらいしたらすごい雪になり、火葬が終わったとたんに晴れた。
きっとお兄ちゃんが迎えに来てくれたんだね。
お空でお兄ちゃんと仲良く過ごしてね。いつかママがお空に行ったらいっぱい抱っこさせてね。いっぱい遊ぼうね。生まれてきてくれてありがとう。あなたの親になれて幸せです。