9週 原因不明 
7年間のつらい不妊治療の後、第一子を去年出産。産後すぐに大量出血があり私は、危険な状態でした。
第二子を運良く授かりましたが、9週目にエコーで心拍が確認出来ず死亡していました。三ヶ月目でしたが、お寺でお経をあげていただき供養しました。全身麻酔で赤ちゃんをおろした直後、お腹の痛みが激しく襲う中、麻酔と痛みのはざ間で意識がもうろうとしていましたが、「若い立派な龍がまっすぐ天に昇っていく夢」を見ました。「赤ちゃんが天に召されたのだ」と、自己解釈をして、少し安心しました。まだ、術後三日しかたっていないので体は痛みますが、それよりも我が子を抱いてあげることさえ出来なかった悲しみを思うと、仏壇に手をあわせ、先祖に赤ちゃんを天国へ導いてくださるよう祈ることが、母としての救いです。幸い、うちには1歳になったばかりの長女がいますので、この子にどれだけはげまされているでしょうか・・そして、私の実母もま流産の経験があり、たよりになると同時に、実母の気持ちがわかりました。 今回、旅立った赤ちゃんの遺品は手元に残された「母子手帳」だけですが、赤ちゃんがいた証です。名前も戒名もお墓もありません。でも生命を授かったことは事実として、天に召された我が子の幸せを祈り続けたいと思います。