新生児遷延性肺高血圧症
37週 2002.2.5生 2002.2.6亡

ルカは我が家の三男として生まれました。妊娠中は何の問題もなく、元気に生まれてくるものだと信じて疑いませんでした。
帝王切開で生まれた直後に触れたあのほっぺたのぬくもり、それが生きているルカに触れた最後になってしまいました。
生後数時間で容態が悪くなったらしいのですが、帝王切開だった私の身体を気遣い、翌日まで何も知らされませんでした。
ルカの事を聞いたのは、本当に命が消えてしまう直前でした。
小さな身体にはいっぱいチューブがつけられて、看護師の方がルカの胸に心臓マッサージをしていました。
あんなに小さなルカが私の知らない所で1人で必死に頑張ってたんだ、と思ったら可哀想で涙が止まらなくなりました。
「ごめんね、ごめんね、そばにいてあげなくてごめんね!」パパと私が揃ったのを知ってか、ルカは静かにお空へ行ってしまいました。