2006.5.6
38週  臍帯巻絡


逆子だったので5月9日に帝王切開の予定でした。数日前から胎動がほとんどなかったのに、お産がだんだん近づいているのだと思い込み、2日も病院に行かなかったことをとても後悔しています。
心臓が動いていないと医師から言われ、緊急帝王切開でやっと会えた娘が泣き声をあげることはありませんでした。
亡くなってから日にちが経っていたため、体の皮膚はところどころ剥け落ち、赤い肌が痛々しくのぞいていました。顔だけはきれいだったのがせめてもの救いだったかもしれません。この間まで元気に動いていたのに・・・
痛いくらいにお腹を蹴っていたのに・・・どうして助けてあげられなかったんだろう。娘に申し訳ない気持ちでいっぱいです。
小さな小さな棺に入った娘の姿が目に焼きついて離れません。
女の子として生まれてきたせめてもの思い出に、娘の指にピンク色のマニキュアをつけ、私とパパでひとつずつビーズのブレスレットを作りました。それを腕にはめて娘は空へ還りました。
たくさんたくさん抱っこして、一生分話しかけたつもりですが、やっぱりもっと一緒にいたかった。ごめんね、色織。