2007年8月2日生(27週3日)
8月12日永眠
早産による超未熟児 肺炎

前回の妊婦健診の際妊娠高血圧症候群の可能性があると言われていたが、次の健診の際、尿淡白+3、血圧もかなり上昇していた為緊急入院、即帝王切開で出産となりました。その時まさか今日出産するなんて思っても見なかった。
27週の早産で出産する事になり、赤ちゃんに申し訳なくて涙が止まりませんでした。755gと小さく生まれたわが子はNICUに入院し、動脈管開存症の治療の為きつい薬を投与され、小さな体に点滴や管をいっぱい付けられて、痛々しくて見ていられなかった。動脈管開存症は何とか快方に向かい、大きな問題点もなく順調に育っていますと言われたその翌日、出産後11日目の日の事。突然病院から赤ちゃんの命が危ないと連絡が入りました。
私が駆けつけた時にはもう虫の息で、心臓マッサージをずっと続けて頂きましたが回復する力はありませんでした。順調に育ってると聞いた矢先の容態急変でとても現実の事とは思えませんでした。原因は、雑菌が体内に入り、肺炎を起こし、抵抗力が無かったために死に至ったとの事。私としては雑菌が入る様な環境になっている病院側に問題があるのではないかと納得がいかなかったが、もう赤ちゃんはかえってきません。
短い期間ではあったが、人の親になって初めて自分の子がこんなにもいとしいものだと知りました。この子の為に何でもしてあげたいと思いました。亡くなってからいっぱい抱きしめてあげて、いっぱい涙を流して、心にぽっかりあいた穴は当分ふさがる事はないけど、私の赤ちゃんは心の中で一生生き続けています。