21週のある日、いままで感じたことのないような激しい胎動を夜中12時頃感じた。留守がちなパパが久しぶりに帰宅したからぽこたんが喜んでるのかな？
パパ、お腹に手を当ててみて！とすごく嬉しかった。
しかし翌日からなんかお腹の様子がおかしい。あまり胎動を感じない。働いていたので忙しいせいかな？と気にしないことにした。
数日後の定期健診に徒歩で向かうがすごくお腹が張る。先生に聞いてみよう。そして心音確認。先生の表情が曇る。予定していなかったエコーを見る。
今日午後から再検診に来てください。ご家族・・ご主人を連れてきて、赤ちゃんの心音が非常に弱いから大事な説明があります。
えっ、主人は仕事中だから母を連れてきてもいいのですか？
出来ればご主人を呼んで。・・・。
非常事態だとは思っていなかったので呑気なことを言ってしまっていた。
しかし、帰宅途中涙がこみ上げた。もしかして・・・
午後主人と母と再検診。
すでに心臓が止まっていると先生が私たちに告げた。泣きじゃくった。
今日処置をする為に入院するか、今日は家族と過ごしてゆっくりしてから明日入院するかどちらでもいいですよと先生は心を気遣ってくださった。
すでに2回流産している。放心状態の私を横目に主人がすかさず、明日来ます、と。
翌日入院、陣痛促進剤の前処置をするが自然陣痛が来た。入院翌日の夕方出産。初めて経験する陣痛って息ができないぐらい痛い。
しかも悲しい痛み。無事出産。赤ちゃんに会う勇気がなかった。怖かった。写真だけ見せてもらう。可愛い男の子だった。
臍の緒が同じ方向に回ってしまい血流が閉ざされて栄養が赤ちゃんに行かなくなってしまったの、お母さんが悪いわけでもない、赤ちゃんが悪いわけでもない、こうなる確立は低いけど原因不明の過捻転。医学的処置で予防できるものじゃないのよ、と看護師さんが説明してくださった。でも自分に責任があるんじゃないかという気持ちが強くて立ち直れない。。