天使ちゃんのお話を聞かせて頂けませんか・・
はじめまして。「Withゆう」様のご協力により、このHPでお願いをしております。
病院で助産師として働き、看護師・助産師を育てている私は、今まで何度かおなかにいるあかちゃんが天国へ旅立たせてしまったご夫婦に出会いました。けれどなんのお役にも立てず申し訳なさを感じておりました。そこで、今回、そのようなご経験をもつ方からお話を伺い、教えて頂けることはないかと考えました。
以下のような内容を、約1−2時間、合計2回、ご自宅・研究者の研究室・もしくは、その他のプライバシーの確保できる場でお目にかかりお話を伺いたく存じます。関東・関西近郊にお住まいの方で、もしも、お時間を頂戴できるようでしたら、メール・電話などでご連絡を頂けると幸いです。どうぞ、よろしくお願い申し上げます。
目的
流産・死産・胎内死亡・生後24時間以内の新生児死などのご経験のあるご家族へのインタビューから、
1. どのようにその子の生と死を、家族の一員の誕生と死として受容してゆかれるのか学術論文として発表すること
2. それを基盤にして、産科施設に配布できる、あるいは、小学校低学年以上の子どもが、いのちの誕生・家族・家族の死について考える小冊子を作成すること
3. 看護系大学での講義に活用できるよう、得られた結果から教材を作成すること
を目的としています。
お話を伺いたい方
いつ・どのような経緯でご経験をされたかに関わらず、
1.この子はこの世に 私たちの家族の一員として生まれ、そして亡くなった・・・という実感が薄くなってしまいがちなご経験をされた方とそのご家族
2.セルフサポートグループなどで、天使ちゃんについて、お話したご経験があり、現在、その話題をすることで、からだを害するような症状のない方
にお願い致します。
ご夫婦ご一緒に、あるいは、女性だけ、また天使ちゃんのごきょうだいとご一緒でも、最も皆様にとって望ましい形でお話を伺いたく存じます。
お話頂く内容
@ 天使ちゃんを妊娠し、過ごした日々のこと
A 天使ちゃんを失ったときのこと
B 天使ちゃんと共に、今をどのように健康に生活しているのかについて
C 不幸にしておなかにいるあかちゃんを失ったご夫婦へのメッセージ
D 医療従事者が、伺っておくべきこと、教えて頂くこと
天使ママ・パパさんを守るためにお約束すること
体験を詳細にお話頂くことは、辛い気持ちを再現するかもしれない、また、プライバシーは保護されるのだろうか、ご心配かもしれません。以下のように配慮致します。
@ たとえ一度同意を頂きましても、お気持ちが変わられたらいつでもご辞退頂けます。
A 意思表示の方法は、直接申し出にくい場合も考慮して、返信用封書にて、後日郵送してもらう形式も併用します。
B 分析や学術会誌発表においては、アルファベットなどで施設名・個人は記載され、如何なる個人情報も保護されます。
C インタビューはテープに取らせて頂き、一語一句文章化致します。文章化した遂語録は後日お送りしますので、不都合な内容がございましたらご指摘ください。
D データ(テープ・遂語録)と個人情報は別々に鍵をかけて保管します。
E 1回目のインタビューが終了し、遂語録を送付した時点で、すべての個人情報を削除することをご希望の場合はその時点で焼却します。後日、2回目のインタビュー・あるいは論文の送付をご希望の場合は、完成した論文を送付した時点で焼却します。
お礼に2000円の図書券をインタビュー終了後、お渡しします。
何年か後になりますが、作成した小冊子・調査のまとめをご希望によりお送り致します。
お忙しいところ、申し訳ございませんが、ご連絡を頂けましたら幸いです。
どうぞ よろしくお願い申し上げます。
ご質問などございましたら、なんなりと下記までご連絡ください。
〒113-0033 東京都文京区本郷7−3−1 TEL/FAX 03-5841-3694 (Office)
電子メール → akemiyamazaki-tky@umin.ac.jp
東京大学大学院 医学系研究科健康科学・看護学専攻 家族看護学分野
講師 山崎あけみ